外人住宅として利用されてきた建物を、オーナーが民泊事業を始めるにあたり
インテリアコーディネートを依頼、携わることとなった。
緑豊かな小高い場所に建つヨーロピアン風の外観と、
眼下に広がる青い海が訪れる人優雅な気分にしてくれる、
そんな立地条件を最大限に活かしたインテリアコーディネートである。
十分なスペースのあるリビングダイニングは、
大きめのソファとダイニングセットを設置。
ダイニングセットにベンチシートを取り入れることで、
大人数でも柔軟に対応出来るように配慮した。
ベッドルームも十分な広さを活かし、
ダブルベッドを2台並べ、デイベッドも設置。
大人数で旅の思い出を語りながら休める空間とした。
また、大型のクローゼットはキッズルームとして活用。
カラフルな花モチーフのインテリア小物やぬいぐるみなどのおもちゃを設置、
遊び心のある、大人も子供も楽しめる空間となった。
どの部屋からも熱帯地方特有の木々の緑と、
眩しく煌めく青い海と空を感じることができる空間を生かすため、
インテリアのカラーは全体的に落ち着いたトーンで統一。
クッションやフォトフレームなどの小物でパープルやグリーンを取り入れることで、
外観、室内、景色が全体的にバランス良く、まとまった印象を与えている。