今日から7月。
2016年、折り返しの月の始まりですね。
今日は今読んでいる本を紹介します。
『光の教会 安藤忠雄の現場』著/平松 剛
今まで、安藤氏の著書や図面作品集は読んだことがあったのですが、この本の内容は今までのものと少し違ってました。
個人的に面白いところは、施主・施工会社の社長、社員・設計事務所のスタッフという様々な視点から一つの建築物、安藤忠雄氏との関わり方が事細く書かれているところかなと。
しかも、それぞれ安藤氏とのやりとりで出てくる悩み等が包み隠さず書かれているところも面白いです。
人生において闘い方・闘う環境は人それぞれ違いますが、『闘う建築家』と言われる安藤氏の闘い方は多くの刺激を受けます。
建築に携わる人がこの本を読んでみると、それぞれの立場での葛藤が垣間見えて面白いと思います。
お客様が読むと、建築家に依頼するのは色々と難しいと思われてしまいそうですが。。。
(Y)