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引渡し

今日は一日中雨の沖縄です。

風も強く、台風が発生しているのかと思い、天気予報を見ると、なんと本島のすぐ上で本日発生していました。

いつもは向かって来る台風を警戒していますが、こんなこともあるんですね。

 

さて、先日は嬉しい引渡しがありました〜

私が独立して間もない頃からの物件で、お客様との出会いからは3年以上になります。

出会い〜引渡しの期間は、物件によってまちまちですが、期間が長かったからと言うよりは、独立間もない頃に依頼して下さったお客様という事で、非常に感慨深い引渡しでした。

私自身、その間で成長出来たかな? と思いながら…

見上げると、とっても綺麗な夕焼け。

しみじみと、そして、とっても嬉しい引渡しとなりました^_^

(T)

 

 

 

職人

今日は雨の1日です。

時折バケツをひっくり返したようなすごい雨量です。

暑い日々の束の間の雨なら水不足&暑さ対策には良いのですが、、、

水害がないことを祈ります。

 

さて、先日スタッフの慰労&懇親も兼ねて食事に行って来ました。

そこのお店には以前行ったことがあったのですが、あまりの感動で、いつかスタッフを連れていきたいと思っていたことが、やっと実現できました。

 

早速出て来たのはこれ

そうです。

トマトです。

味付けは自家製チーズの上にトマト、その上にトマトで作ったジュレとバジルソース。

主な味付けは塩のみだそうです。

今日のタイミングで熟すように追熟させたトマトをシンプルな調理法でその素材の魅力を最大限に引き出すというもので、旨み、甘みがとても強く感じられ、トマトをこのように食べたのは初めてで衝撃を受ける美味しさでした。

 

次は

ブロッコリーで作ったスープ(ムース?)です。

ブロッコリーを茎と花の部分に分け、茎の部分は3時間ほど炒め甘みを引き出し、花の部分は色味を補うため、1時間ほど炒めそれらを混ぜて作ったそうで、こちらも味付けは塩のみだそうです。

このお皿一つにブロッコリーを2株使用しているとのことで、ブロッコリーの旨みが凝縮されてとても美味しかったです。

 

あとは

シマアジのカルパッチョです。

こちらは旨味を引き出すために1週間くらい寝かし、ドレッシングは使わず、なんと桃や野菜(キャベツだったかな?)などを使ったドレッシング?と一緒に食します。

桃以外に味付けはやはり少しの塩。

カルパッチョというとドレッシングの味しかしないことが多く、これは素材の味と、まさかの桃とのコラボレーションを楽しめました。

 

で、メイン一つ目として

伊勢エビです!!

今が旬ということで、本場伊勢から仕入れたものだそうです。

添えられているのはリゾットで、海老の味噌と一緒に食べるととても美味しかったです。

焼き具合もレアとなっていて、絶妙に美味しかったです。

 

飲み物も料理に合わせたワインを随時出していただき、とても良い気持ちで食事をすることができました。

 

ということで、この辺からはいい気持ちのため写真はないですが、あと2〜3品ありました。

 

こちらの店は一人でされており、そのため受けられる人数も限られます。

また、オープンキッチンとなっており、料理していただく動作一つ一つは全て丸見え。

その動きも職人を見ているようで料理を待っている間も飽きませんでした。

 

目と口と頭で感じながら、気の知れた仲間とのひと時。

とても幸せな時間を過ごすことができました。

また来れる日を夢見て、日々頑張っていこうと思います^^

 

(T)

 

 

晴天なり

昨日は完成した物件の引き渡しでした。

やっぱり嬉しい瞬間です!

建物の説明をしながら屋上まで皆で

上がりました。

 

施工をしてくれた業者さんと

お施主さまが皆で揃った姿が清々しくて

まさに、晴天なりーでした。

 

 

嬉しくて写真をパシャリ!

建物のこれからが本当に楽しみです。

 

(s)

久しぶりの工場見学

先日、久しぶりに工場見学へ行って来ました。

鉄に亜鉛メッキ処理をしている会社です。

これぞ工場という感じの凄い現場でした!

私はあまり慣れていないので興味津々。

 

 

大きなクレーンで鉄の部材が色々な液体に浸かって行きます。

あまりにも大雑把な説明で申し訳無いですが。。。

担当の方が分かり易く丁寧に説明してくれておりました。

亜鉛メッキを終えた製品が並ぶ場所へ

 

 

県内では全ての亜鉛メッキをここで行ってるそうで

周りを見渡していると。。。

CLAIRの物件の階段のパーツが亜鉛メッキされて置かれていました。

こうして色々な工程を経て現場に取り付けられているんだと

実感でき、また当社の物件の材料の生まれたてを見れたような気持ちになり

とても嬉しくなりました。

工場見学。学ぶことが本当にたくさんありますね。

 

(S)

しぐさの建築

去る2月8日、建築家・中村拓志(なかむらひろし)さんの講演会を聴きに行きました。

中村さんはテレビ番組『情熱大陸』に取り上げられるなどメディアの露出も多いので

建築設計の専門の人でなくても知っている方は多いかもしれません。

 

その設計手法はユニークで、あのキャラの立った一連の作品が

どのような過程でつくられたのか関心をもって講演会を聴きました。

テーマは『しぐさの建築』です。

建築に先立って、その場所で歩き廻る人や木の幹や枝の挙動を読み取り、

それらに呼応するかたちで、彫刻家が作品を削り出すように

建物を立ち上げていく手法にとても興味を引かれました。

 

設計者というのはもちろん与えられた敷地のいろんな環境に対応して建物を設計します。

中村さんはその環境との間合いがとても近いというか、

尋常ではない応答の仕方をするので、

あのような独特のキャラ(個性)を持つ作品が生まれるのだなと納得した講演会でした。

 

(K)

棟上げ

久しぶりに設計事務所らしいお話を。

先日、現在工事中の建物の棟上げがありました。

現場にはしっかりCLAIR archi lab の看板も立っています。

 

 

沖縄の棟上げでは山羊汁が振舞われる事が多く

今回も大量の山羊汁が準備されていました。

山羊汁はご馳走なので

お施主様の労う気持ちがたっぷりの愛情いっぱいのお食事です。

こんな大きなお鍋が。。。

 

 

私は山羊汁が苦手で、苦手な人のために準備してくれいてた

中身汁を美味しく頂きました。

寒い中ではあったのですが

こうして完成前に関わっている現場の方や

業者さんが同じ場所で食事を出来る事が

とても幸せな事だなぁとしみじみ感じておりました。

皆が誇れる建物を目指して。。。

 

 

完成後はこういう光景はもう見られないので

素敵な思い出になると思います。

 

こういう場を設けてくれたお施主様と

現場で技術を注いでくれている職人さんに感謝です。

 

(S)

安藤忠雄展

もう少し去年の東京の話で引っ張りたいと思います。

幸いにも会期ギリギリで国立新美術館で開催されていた安藤忠雄展を見ることができました。

今までにないスケールの建築の展覧会でした。

 

 

特に1/1の『光の教会』の模型(!?)が圧巻でした。

(K)

掘り出し物

 

先々週の日曜日、息子の保育園のバザーが開催されました。

去年は息子と二人、バザーの直前にインフルエンザにかかってしまい

参加できなかったため、初のバザーとなりました。

 

金曜日の夕方から準備が始まり、日曜日の午前中までバザー漬けの

週末となりました。

 

息子のクラスが担当するお店は、各家庭からの献品の瀬戸物と

リサイクル品そして寄付で頂いた植物の販売でした。

 

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寄付で頂いた苗をクラスのお母さん達と陶器やコップに植替え。

 

各家庭から提供された瀬戸物やリサイクル品には掘り出し物が多く、

いくつか買って帰りました。

 

お気に入りはこのお皿。

 

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な、な、なんと3枚で¥100!

 

今治タオルのセットが100円で販売されていたので狙っていましたが、

気づいたらなくなっていた…

 

保育園のバザーって意外と掘り出し物がありますよ。

開催時間の前から入り口に人が並んでいたのですが、

「なるほど!」と思いました。

 

来年は「手作りデザート」担当のクラスになるとのこと。

お菓子作りをすることはほぼないので、来年の11月までには

何か一品販売できるお菓子を作れるようにならねば…

 

(A)

テオ・ヤンセン展

いつかテレビで砂浜の海辺を歩くそれを見た時、何じゃこれはととても心を動かされたのを覚えています。全体は無数の竹のようなフレームで構成されていて、数十本もの脚が規則的に動いて颯爽と進むその姿はまさに生き物。しかもその動力は海辺に吹く風のみだということにさらに驚かされました。

それはオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンさんが創り上げたストランドビースト(砂浜の生命体)と名付けられたアート作品でした。

 

 

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その作品群の実物が見られるということで、テオ・ヤンセン展が開催されている沖縄県立博物館・美術館に久しぶりに足を運びました。

休日だったこともあり家族連れの人たちで賑わっていました。

美術館の企画展でこれだけ子供から大人まで楽しめるものはけっこう珍しいのではないでしょうか。

うれしいことに写真撮影可だったのでいくつか紹介します。

 

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歴代のストランドビーストの系譜や部材がどのように作られているかを知ることができ貴重な体験となりました。

(K)

11月なので、始めます

毎年、ハロウィンが終わったら勝手にOKと思っている

私の中のルールがありまして

それは、クリスマスツリーを出して良いということ。

町中はこんな感じでクリスマスムードに

一気に早変わりでした。

 

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本来ならば11月の1日には出したいクリスマスツリーですが

今年は未だ出せていません。

なのでウズウズしながら過ごしてます(笑

 

こういう小物もついつい目がいくのです。

 

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早く買わないとすぐに売り切れてしまうのでドキドキ。

週末あたりには飾りつけをしようと計画中です。

いつまでも未完成で進化中のクリスマスツリー。。。

まずは出してみて、今年の変化?進化?を考えてみます。

 

その様子も来週のblogでご紹介しまーす!

(なんだか最後は番宣みたいな終わりです!)

 

(s)

typhoon

今週末も台風が接近していますね。

なんでこんなにも週末に来るのでしょう???

自然とは不思議なものでありますね。

 

さて、先週から我が家はハリケーンファブリックを

張りっぱなしであります。

理由は結構な人手が必要なことと

台風がまたまた発生したこと。

 

実際に作業の様子はこんな感じです↓

 

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我が家は特殊な付け方を希望したので

大人の男性が最低2人必要かなぁ。

両サイドと下の方もしかりボトルで留めます。

 

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こんな感じでしっかりネットを張っていくのです。

存在感は半端ないです。

そして防風の力も本当に凄くて。。。助かります。

 

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今回の台風も無事に過ぎることを願って

おとなしく過ごそうと思います。

皆さんも用心してくださいね。

 

(S)

 

御礼

この土日、天気にも恵まれ見学会を無事に終えることができました。

改めて、お施主様のご厚意に感謝です。

 

見学会では多数の方にお越しいただき、各階のインテリアの雰囲気の違いや造園工事、桜の木の切り取られた景色など楽しんでいただけたようでした。

 

見学会用に小物や観葉植物も準備したのですが、空間の表情が変わっていく様子を間近で見ることができ、準備する側も楽しむことができました。

 

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準備を進めていく中で、改めて植物の種類・適正をもっと勉強していきたいと思うのでした。。

(Y)

栗生さんの講演会

本日、スタッフと連れ立って沖縄県建築士会が主催する講演会に行ってきました。

講師は建築家の栗生明(くりゅうあきら)さん、

講演のテーマは『自然・歴史・文化をつなぐ建築』です。

 

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栗生さんについてはほとんど前情報がありませんでした。

知っていることといえば、数年前訪れたことのある京都の平等院鳳凰堂に隣接する

「平等院ミュージアム鳳翔館」や、コンペで選出されたあと紆余曲折を経て実現した

「長崎原爆死没者追悼平和祈念館」の設計者であるということくらいでした。

 

 

演壇に立った栗生さんは写真で見たよりずっとすらっとしていて、

立ち姿そしてその声もジェントルマンという表現がぴったりな方でした。

 

話の中で興味をそそられたのが、古代ローマの建築家ウィトルウィウスが提示した

建築の3要素「強・用・美」のうち「美 (=venustas)」の正しい解釈とは

実は「歓び」なのではないかというくだりです。

 

また、「つながり」「身体性」「時間」の比喩としての母性の話は

わかったようで消化できず、いまだに頭の中をぐるぐる廻っています。

 

栗生さんの設計した前述の「長崎原爆死没者追悼平和祈念館 (2003年 長崎県)」、

日本建築学会賞を受賞した「植村直己冒険館 (1994年 兵庫県)」、

「式年遷宮記念 せんぐう館 (2012年 三重県)」は

今後絶対に訪れなければと思った次第です。

 

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最後に、これは質疑応答のとき話題になった平等院ミュージアム鳳翔館の

軒先までの高さ1,850mmの縁台の写真です。

確かに「人間の振る舞いを緩やかに誘導する」空間がそこにはありました。

(K)

気分転換!

週明け月曜日の今日は

1日草刈り作業とレクレーションの日でした。

 

夏の沖縄。雑草の勢いが半端ではありません。

皆で作業すること2時間半。

途中休憩を挟みながら、草刈り作業で汗を流し

久しぶりに日焼けした頬がヒリヒリしております。

 

その後はスタッフみんなで初のボウリング大会。

 

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あまりに久しぶりのボウリングで

自分の靴のサイズやらボウルの重さやらが

合っているのかも分からないままでしたが。。。

泣くほど笑いながら楽しみ

リフレッシュした1日でありました。

 

そうそう、ボウリングを楽しんでいると

隣のレーンでレーン磨きマシーンみたいな

とても賢そうなマシーンが行ったり来たりしていて

そっちに気が取られてしまいました。

建築でもそうですが

専門の機械ってなかなか見れないので

突如として登場すると見入ってしまいます(笑)

 

今日思わず見入ってしまった事がもう一つ。。。

 

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アイス食べていたら。。。当たりでしたぁ!!!

 

(S)

講演会

今日は那覇にて、新国立競技場の設計でも有名な隈研吾氏の講演会がありました。

 

さすがの知名度で、普段の講演会でよく見かける建築関係者以外の人達も多く公聴していたように思います。

 

講演会の内容としては過去の作品から現在の作品(石垣島の市役所)までをスライドショーで解説していくという形式でした。第二部のパネルディスカッションでは、今後の沖縄の可能性についても話しされていました。

 

最近、著名な建築家の講演会が多く、とても良い刺激をうけます。今後はどんな方の講演会が聴けるのか今から楽しみです。

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(Y)

「見えないこと」 2

前回の続きで5月26日に行われた磯崎新の講演会「国境線の見えない島」の話です。

磯崎さんの語った「見えないこと」の意味がよく理解できず

今でも悶々としております…。

 

講演会はレベルの高い質疑応答で記憶されることがよくあります。

今回も質疑タイムで出た質問が興味深かったのでそれを取り上げたいと思います。

それは建築家の永山盛孝さんの質問でした。

コルビュジェが亡くなった年の1965年に高野山で開催された

建築学生会議で磯崎さんが語った「物質の不可視性」という概念について、

まったく理解できなかったのでもう一度説明を聞かせてください、というものでした。

50年越しの質問、これはなかなか一般の聴衆ができる質問ではありません。

 

磯崎さんの答えは「50年前?…、覚えてない…」というもので、笑いを誘っていました。

でもおそらく参加者の半数以上がまだ生まれてない時代の話なので無理もありません。

磯崎さんは「物質性」と「不可視性=見えないこと」を分けて考えて、

「物質性」のことはよく分からないけど、

「見えないこと」についてはずっと言い続けていたと説明します。

しかしそれから具体的な内容に触れることはなく

話題はコルビュジェの亡くなった時の話に移っていきました。

 

ベテランの建築家二人が数十年考え続けている問題に、

設計の駆けだしが2週間で納得できる答えを出せるはずありません。

「見えないこと」については心の底で考え続けて行きたいと思います。

 

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会場でずっと以前に借りて読んだことのある本を購入し、

磯崎さんににサインをいただきました。

近いうちレビューできればと思います。

(K)

土曜日のお客様

皆様、週末はいかがお過ごしでしたか?

私はいつもとは全く違った週末を過ごしましたよ。

 

大型バスが我が家へ到着!!

県外の建築家の皆様が我が家の見学へいらしました。

 

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学生の時の遠足を思い出してしまう大型バスに

ちょっと興奮(笑

 

建築士ではない私は場違いな気がして

とても緊張しました。

 

雨でなくて本当に良かったと思いながら

テラスにいる皆さんをパチリ。

我が家の風の抜ける感じを感じてもえる天候で

皆さんにも何かしら沖縄の住宅を感じてもらえたら幸いです。

 

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こうして来て頂ける機会をいただけるのも

嬉しいことです。

皆さんが帰ってあとはスタッフ皆で

海を眺めながらアイスを頬張りました。

 

そんな五月最後の週末。

梅雨もそろそろ明けるのかなぁ。

 

(S)

 

「見えないこと」

 

本日、ザ・ナハテラスで開催された建築家・磯崎新の講演会に行ってきました。

一般の方には建築家の磯崎新と言ってもちょっと馴染みがないかもしれません。

建築界のレジェンドとも言える人で世界各地で大きなプロジェクトを実現してきた

むしろ海外で知名度がある建築家です。

 

その磯崎新が沖縄のザ・ナハテラスに来るというのは、

なんだかポール・マッカートニーが武道館に来てライブをするというのと

スケール的に似ているなと感じました。

実際、会場に着いてみると400名収容のホールは立ち見の状態で、

ぼくたちはやむなく隣接する小さなホールでモニター越しの公聴となりました。

 

isozaki

 

ただポール・マッカートニーの楽曲は分かりやすく全世代に受け入れやすいのですが、

磯崎新の話は彼の著作と同様どちらかというと専門的で難解です。

テーマも「近作を語る」などではなく「国境線の見えない島」でした。

 

前半は柳田邦男、折口信夫、吉本隆明、岡本太郎、東松照明らの著作を通して

第二次世界大戦の前後に文化人らがどのように沖縄(琉球)を発見し、

どう捉えたのかが語られました。

興味深かったのが民俗学者の折口信夫が論じた影向(ようごう)という概念です。

影向とは神道において神様が姿を見せずに現れることを言うそうですが、

講演会を通して「見えないこと」というのが重要なコンセプトだったように思います。

 

そして唐突で印象的だったのが、磯崎が中東のメディナという都市で計画した

コーランに関する美術館のコンセプトビデオとも言える映像作品でした。

預言者ムハンマドの声をそのまま建築化したような美術館の成り立ちを

音楽とそれに連動するイメージだけで表現した不思議な映像でした。

 

後半の話は……また次回まとめたいと思います。

(K)

CADという鉛筆 2

 

現代の鉛筆=CADはすごいことになっているという話(前回のエントリ)でした。

 

BIM

 

先週受講したセミナーで重点的に紹介されたBIMとは

Building Information Modelingの頭文字をとった略語で、

そのままビーアイエムまたはビムと発音します(講師は後者で説明していました)。

Wikipedia的には

「3次元のリアルタイムでダイナミックなモデリングソフトウェアを使用して

 意匠のほか構造・設備の設計情報および材料やコストなどの付随情報を

 一つのデータで管理し建築設計および建設の生産性を向上させるソリューション」

…と説明されます(???)。

ざっくり言うと、設計する建物をコンピュータ上にデータとして建ててしまい、

それをそのまんま利用して例えば実施図面の作図や積算に利用しようというものです。

 

一旦BIMで建築モデルを建ち上げてしまえば、それを水平に切れば平面図、

縦にスパッと割ると断面図、無限遠から側面を眺めれば立面図、

室内から4面の壁を正面に見れば展開図、

アングルを決めてパシャっと写せば内観パース、

外部の離れた地点に立って仰ぎ見れば外観パース、

仕上げ材料を拾って一覧に表示すれば仕上表……と

設計に関わるあらゆる「絵」が即座に得られるというわけです。

 

編集や変更は一つのモデルを一元的に扱うので

図面間で起こりがちな不整合が起こりにくいという長所もあります。

 

BIMによるモデルは3DデータなのでVR(仮想現実)テクノロジーとの相性も抜群です。

実際セミナーではスマートフォンのアプリを使って

3Dモデル内を歩き廻るという体験をすることができました。

近い将来、クライアントに

「建築設計データはこれに全部入っていますのでお試しください」と

図面ではなくVRゴーグルをお渡しする日が来るかもしれません。

 

長々と専門的なことを書いてしまったので、

最後にぼくの描いたCAD図面(2D)を隈なくチェックする

ソフィー先輩の後ろ姿で締めたいと思います。

 

Sophie

(K)

CADという鉛筆 1

 

昨日から今日にかけて、スタッフ連れ立って

あるCADソフトのセミナーを受講してきました。

ちなみに、CADとはComputer-aided designの頭文字で、

パソコン上で図面やパースなどを描く設計支援ツールを指します。

いろいろな種類がありその操作はどれも複雑難解です。

今回はその開発メーカーが主催のセミナーで、内容も充実したものでした。

まずはこのようなセミナーを受講させてくれた会社に感謝です。

 

vectorworks oc

 

複雑なCADソフトを操るスキルは何か語学スキルと似ていると感じていました。

でも、正確にはこの比喩は間違っています。

建築設計ではある意味、最終形の建築物とそれを前もって様々な見方で写し取った

図面が(音楽に負けず劣らず)世界共通の言葉といえます。

手段としてのCADはその言葉(ストーリ)を書き連ねる鉛筆みたいなものです。

その読み書き(とくに「書き」)には決められた文法があり、

ある程度の習熟が必要です。

ストーリの構想にはもちろん時間をかけますが、

それが固まれば、原稿(図面)は早く書き上げるに越したことはありません。

そうすれば関係者みんながハッピーになれます(本当に)。

 

そんな思いで臨んだセミナーでしたが、ぼくがいちばん印象に残ったのは、

BIM(Building Information Modeling)という方法の解説でした。

現代の「鉛筆」は凄いことになっているという趣旨なのですが、

長くなりそうなのでこのことは次回に書きたいと思います。

 

余談です。

セミナーの中で講師の方が「この操作はジョイパッケージでは

簡単に〇〇することができます」のようなコメントを頻繁にするので、

ジョイパッケージって楽しげなネーミングだなと思って聴いていました。

最後あたりで気づいたのですが、「(ソフトの)上位パッケージ」の聞き違いでした。

しかもクレールアーキラボで使っているのは一般的なグレードのものなので、

あまり関係がなかったという…。

 

今回のセミナーは、P’s SQUAREという比較的新しい複合施設で行われました。

抜け感があり散策していて楽しい建物でした。

屋外階段のデザインに力が入っていたので写真を何枚かパシャリ。

 

ps square

(K)