先週会社のメンバーにて研修旅行に行って来ました。
研修旅行に行くことは昨年からの目標でしたが、去年は叶わず、やっと今年ギリギリで実現することが出来ました。
今回は主に四国を巡る建築旅でした。
ざっくり言うと、香川の直島→高知→高知の梼原町→高松、と、このような行程でした。
ざっくりと写真で紹介します。

安藤忠雄/地中美術館
(写真撮影不可のため内部の写真はないです)


李禹煥美術館/安藤忠雄
(写真撮影不可のため内部の写真はないです)


ベネッセミュージアム宿泊棟オーバル/安藤忠雄


直島ホール/三分一博志

竹林寺納骨堂/堀部安嗣


牧野富太郎記念館/内藤廣

雲の上ホテル/隈研吾

雲の上ミュージアム/隈研吾

梼原町役場/隈研吾

マルシェユスハラ/隈研吾


梼原町図書館/隈研吾

イサム・ノグチ庭園美術館

香川県立体育館/丹下健三
以上、すごく大雑把な紹介でしたが、他にも色々行きました。
私たちの行っている設計という仕事は、図面を書くだけではなく、想像すること、それを図面化すること、それを図面以上のより良い物に仕上げるために監理することが、大きな役割ですが、良い建築を作るためには、まずは豊かな想像力が必要だと思っています。
私はその為には、いろいろな物を見ることが想像力を鍛える為のひとつの手段だと思っています。
今の時代、インターネットや本などであらゆる情報は手に入れる事は出来ますが、その場所に行って見ないと分からない、空気感みたいなものは、実際にその場所に行って体感してみないと分からないものです。
なぜその場所にこのような建築が出来たのか?
この建築がそこにあることで、周辺環境にどのような影響をもたらせているのか?
そんなことを考え、見ることで、自分の想像力が鍛えられると思っています。
もちろん、細かな設計的なディテールや、材料などの種類や質感も現地でしか分かりませんが、なにより空気感を感じることが、非常に勉強になります。
それと、今回の旅で何より良かった事は、スタッフの皆で行くことで、普段忙しくてなかなか出来ない、スタッフ間の交流が出来た事と、スタッフそれぞれの好きな建築や好きなスタイルが何となくわかった事かも知れません。
少しまじめな話しになってしまいましたが、そういうことで、来年も機会を見つけて旅をしたいと思います(^^)
(T)